デザイン思考を、(正しく!)仕事に活かそう。
少しの間メディアに取り上げられて話題にはなるが、
すぐに売れなくなってしまうブランドや商品と、
長く愛され続け、売れ続けるブランドや商品とでは
一体なにが違うのか???
水野学――NTTドコモ「iD」、「農林水産省」CI、「くまモン」、中川政七商店、久原本家など。ヒットの裏側にはこの人ありとも称される、日本を代表するクリエイティブディレクター。
中川淳――300年続く、中川政七商店十三代。カンブリア宮殿やWBS(ワールドビジネスサテライト)などメディアに多数取り上げられ、2015年には優秀な経営者に贈られるポーター賞を受賞。
鈴木啓太――ユニークユーザー数350万/月、世界中のデザイナーが閲覧するデザインのWEBサイト“designboom”で読者が選ぶ今年のプロダクトデザイントップ10にも選ばれた富士山グラスをデザイン。
人気ブランド『THE』を立ち上げた著者たちが見つけた、ものづくりの方法論を公開。
長く愛され、売れ続ける商品を生み出すには
世の中にモノが溢れる現代において、私たちは本当に自分が欲しいと思えるものに出会うことができているだろうか? 大量生産・大量消費の時代は過ぎ、いま消費者からも生産者からも求められているのは、長く愛せる飽きのこないもの、すなわち「定番」だ。では、そうした定番商品を新たにつくりだすために必要なデザインや経営とは、どのようなものか。クリエイティブディレクターの水野学を中心に立ち上げられたブランド「THE」は、まさに定番づくりのための製品開発を行なってきた。現場で見えてきたその方法論を大公開!