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明治を作った密航者たち
メイジヲツクッタミッコウシャタチ
著者名 熊田忠雄

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ISBNコード 9784396114558
判型/頁 新書判/280頁
価格 902円(税込)
発売日 2016/01/29

国禁を冒(おか)した志士、やがて時代の牽引者となる!

密航者たちの「その後」
伊藤博文――初代総理大臣
井上 馨――初代外務大臣
山尾庸三――工業の父
井上 勝――鉄道の父
遠藤謹助――造幣の父
五代友厚――近代大阪の立役者
森 有礼――初代文部大臣
陸奥宗光――不平等条約を改正
新島 襄――同志社を設立
関沢明清――水産業の父 etc.

■死を賭(と)して志(こころざし)を果たした、幕末の若者たち
幕末、厳しい監視の目をかいくぐり、他国へ密航を図る者たちが少なからず存在した。発覚すれば死罪とされる中、外国の進んだ知識や技術に直接触れるには、危険な渡海しか途(みち)はなかったのだ。
本書では、伊藤博文、井上馨などの長州ファイブ、五代友厚らの薩摩スチューデント、同志社設立の新島襄などの、近代日本に功績のある人物をメインに取り上げ、彼らの密航実現までのプロセスをたどり、最大のヤマ場である脱国当日の動きを検証した。
国外脱出を企てた者たちの本懐達成に至るまでには、いずれも興味深いドラマが秘められている。