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天皇諡号が語る 古代史の真相
テンノウシゴウガカタルコダイシノシンソウ
著者名 関 裕二

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ISBNコード 9784396114695
判型/頁 新書判/472頁
価格 1,034円(税込)
発売日 2016/05/31

オキナガタラシヒメ(神功皇后)のタラシ
応神天皇の神
天武天皇の武
トヨミケカシキヤヒメ(推古天皇)のトヨ
天皇の名は、何を意味しているのか?
ついに姿を現わした古代王たちの通史

■天皇の名は、古代史の謎を解く鍵!
天皇の死後に贈られた名を「諡号(しごう)」という。このうち、「神武(じんむ)」「応神(おうじん)」「推古(すいこ)」「天武(てんむ)」といった漢字二文字のものを漢風(かんふう)諡号といい、『日本書紀』や『古事記』が完成した八世紀初頭には存在していなかった。
漢風諡号は、いつ、誰によって、何のために贈られたのか。これまでの通説では、単に「漢籍(かんせき)から美字(びじ)や好字(こうじ)を集めたもの」と片づけられてきたが、それは、後世の人に向けて「隠された歴史を暴露する」ために生みだされた秘密の鍵だったのである。
いま、4つの諡号の意味を知ることで、神武天皇から聖武(しょうむ)天皇にいたる壮大な古代の通史が復元された。