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グローバリズム終焉に向かう世界
「国家」の逆襲
コッカノギャクシュウ
著者名 藤井厳喜
在庫なし

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ISBNコード 9784396114749
判型/頁 新書判/256頁
価格 880円(税込)
発売日 2016/08/02

トランプ大統領候補指名
イギリス離脱、難民流入によるEU危機
パナマ文書が突き崩すタックスヘイブン
中国のバブル経済崩壊と軍事暴走
「国境なき世界」という幻想の崩壊!
いま、歴史はナショナリズムの時代へ。

新しい歴史の始まり。
世界はどこへ向かうのか
序 章 「国家」の逆襲
第一章 トランプ現象とは何か
第二章 パナマ文書が暴いた世界
第三章 イギリスEU離脱の衝撃
第四章 EU共同体幻想の崩壊
第五章 難民流入とEU崩壊
第六章 ドイツ発ヨーロッパ金融危機
第七章 チャイナ経済バブル崩壊
第八章 チャイナの軍事膨張主義

■「国境なき世界」という幻想の崩壊
イギリスのEU離脱、パナマ文書公開によるタックスヘイブンの崩壊、アメリカ大統領選挙における「トランプ」現象、中国の軍事侵略――一見、脈絡がないように見えるこれらの事象は、大きな水脈で、一つにつながっている。
それはグローバリズムの崩壊と、「国家(ナショナリズム)」の台頭である。ナショナリズムとは、国民国家を基盤とした国家主義、国民主義のことだ。かつて世界が目指した「国境なき世界」は壁に突き当たり、時代の流れは、明らかに変わってきている。