設立以来の歴史、研究実績、教育システム、
ノーベル賞、卒業生の進路・出世、今後の課題…
なぜ、トップに君臨し続けるのか?
両校を徹底比較!
本書はこの両大学の設立の経緯から始まって、現代までの歴史を振り返って、なぜ指導的な大学になりえて、それを保持し続けた理由と現状を明らかにするものである。(中略)たとえ日本では東大・京大はトップにあるとはいえ、国際的な評価は低く、アジアにおいても他の国のトップの大学より低く見られている時代となっている。日本の大学の水準を上げるにはまずトップの東大・京大の変革が必要であり、本書が両大学を詳しく知るための資料となれば幸いである。(「はしがき」より)
■最高学府の栄光の歴史と、しのびよる危機
日本における大学の双璧・東大と京大。
設立以来、長らくトップに君臨してきた両校であるが、最近は、他の旧帝国大、一橋大、東工大、早慶などから果敢な挑戦を受けている。とはいえ、まだまだその存在感は他の追随を許すものではない。
本書は、この両校の設立経緯、歴史、その指導的役割、現状、課題について明らかにしたものである。
そして、学生、教授、研究・教育内容や、ノーベル賞、卒業生の進路、活躍などについて、統計資料を用いながら詳しく比較・分析した。
東大・京大は、今後も覇者たりえるのか。それとも?