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教育費破産
キョウイクヒハサン
著者名 安田賢治

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ISBNコード 9784396114893
判型/頁 新書判/216頁
価格 858円(税込)
発売日 2016/10/31

中高私立と塾通いで、1人あたり
教育費3000万!
そして
大学は出たものの、待っていたのは
奨学金地獄!
大学生の2人に1人が奨学金だのみ!

●上の子に続き下の子も私立の理工学部へ。上の子の学費は用意できたが、下の子には奨学金を借りてもらった(保護者)
●奨学金を借りたが、卒業後ブラック企業に就職し耐え切れずやめた。今は、バイトをしながら返済する日々。大学を出て借金だけが残った(大学を卒業した社会人)
●東大に受かったが、親に仕送りするお金がなく、結局地元の国立へ進学した子がいた(地方の高校の進路指導教諭)
●奨学金を親に横取りされている学生がいる(大学職員)
●娘は私立の中高一貫校から京大に入ったが2000万円ほどかかった。ある意味、お金で買った学歴だ(保護者)

■中流が危ない! 教育費貧乏に陥(おちい)る親たち
大学の学費が高騰している。経済格差が広がる中、親が自費で賄(まかな)うのはほぼ不可能で、多くの学生が奨学金に頼ることになる。
しかし、かつてのように大卒のほぼ全員が正社員として就職できるわけでもない。返済が滞(とどこお)り自己破産に至るケースも後をたたないのだ。その上、奨学金破産は保証人となった親や親族にまで連鎖が起こるから深刻である。
また、大学だけではなく私立の小・中・高、それに伴う進学塾など教育費はうなぎのぼりだ。トータルの教育費が3000万円もかかるケースも珍しくない。
学歴をお金で買う時代→格差の再生産とも言われている現代で、われわれは教育費にどう立ち向かうべきか。