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世界が認めた「普通でない国」日本
セカイガミトメタフツウデナイクニニホン
著者名 マーティン・ファクラー

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※在庫について
ISBNコード 9784396114923
判型/頁 新書判/232頁
価格 880円(税込)
発売日 2016/11/30

戦後日本は新しいタイプの大国になった!
憲法9条は「ジャパニーズ・ドリーム」、
天皇は「日本の良心」だ。
前ニューヨーク・タイムズ東京支局長が指摘する、
この国の強みは……?

〈本書の内容〉
◎戦後日本の貯金を活かせ
◎アメリカの核の傘の下にある日本の矛盾
◎平和国家日本を維持するために、どうすればいいか
◎平和をつくるうえでの天皇の役割
◎劣化する日本の政治家
◎国民的議論がなぜ起きないのか
◎日本のメディアはまだ55年体制
◎世界で評価される日本のODA
◎認められるオンリーワンのモノづくり
◎日本はアントレプレナーの国
◎日本のデザインと食べ物が世界で評価されている……

■戦後日本の強みに気づいていない、日本人
日本は「普通の国」になるべきだ、という議論がある。普通の国とは、他国のように軍隊を持ち、国際舞台で責任ある行動をする国のことだ。
しかし、太平洋戦争終結から71年、「普通でない国」だということが、逆に日本の強みになっている。
戦後、平和国家を維持し続けてきたことは世界から評価されているし、あの戦争の教訓から平和を訴え続ける今上天皇は、「日本の良心」とも言える存在だ。
経済や文化においても、日本は世界の大国と同じではなく、独自の進化を遂(と)げており、数々のアイデアを持った起業家やすばらしい文化を生み出してきた。
前NYタイムズ東京支局長が見抜いた、日本再発見!