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なぜ、残業はなくならないのか
ナゼザンギョウハナクナラナイノカ
著者名 常見陽平

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※在庫について
ISBNコード 9784396115005
判型/頁 新書判/256頁
価格 880円(税込)
発売日 2017/03/30

残業しろは嫌だけど、残業するなも困る!
◎電通過労自死事件
◎働き方改革
◎「生産性が低い」問題
……などに迫る!

〈本書の内容〉
●日本人はどれくらい残業しているのか?
●残業リテラシーの欠如――あれもこれも残業だ
●残業手当という魔物
●残業はなぜ悪か?
●電通で何が起こったか
●電通「鬼十則」を礼賛してきた日本社会
●「生産性が低い」という論の嘘
●「働き方改革」で業績は上がるのか?
●サービス残業の誘発を阻止せよ
●トヨタ生産方式が社会を変える

■これが、残業大国・日本の正体だ!
2016年9月に労災認定された「電通過労自死事件」。この事件により、長時間労働の是正に関して、世論が動いたことはまちがいない。これは電通だけではなく、日本の企業全体の問題だからである。
とくに、「残業」には、わが国の労働社会の問題が凝縮されている。「残業」は憎らしいほど合理的だ。そもそもが、日本の労働現場は残業しなければならないように設計されているのだ。
本書では、この問題にいかに立ち向かうべきかを深く掘り下げて議論し、政府が進める「働き方改革」についても、その矛盾を鋭く指摘する。
すべての働く日本人に、気付きを与える一冊。