対米従属がさらに加速――
「堂々たる売国」へ向かう日本!
三島が生きていたら、
こんなひどい安倍政権の暴走はなかった。
――鈴木
自民党はアメリカに大政奉還したらいかが、
という話でもあるが、本当に人材難だ。
――白井
《本書の内容》
第一章 三島由紀夫と野村秋介
第二章 戦後の「新右翼」とは何だったのか
第三章 天皇の生前退位と憲法改正
第四章 日本の行く先
■日本の政治に、未来はあるのか
トランプ政権誕生以後、日本の対米追従はますます加速している。政府は、国富を犠牲にしてまでも、自己保身を図っているのだ。「堂々たる売国」である。
いっぽう、戦後の日本には、真(しん)に国を憂(うれ)えた人たちがいた。三島由紀夫、野村秋介、そして数多(あまた)の右翼・左翼の活動家たちだ。彼らはいかに日本を変えようとしたのか。
売国がまかり通る今、彼らが活動をしていたころよりも、はるかに時代の空気が悪くなっている。国民全体がレベルダウンしているのではないか。
信念の政治活動家と気鋭の政治学者が、それぞれの視点から国を思い、戦後の政治活動、天皇の生前退位、憲法改正、日本の政治の現在と未来について語り下ろした。