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渡来氏族の謎
トライシゾクノナゾ
著者名 加藤謙吉

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ISBNコード 9784396115104
判型/頁 新書判/320頁
価格 924円(税込)
発売日 2017/06/30

なぜ、秦(はた)氏は巨大化したのか?
なぜ、高麗(こま)氏は東国に移住したのか?
なぜ、西漢(かわちのあや)氏は潰(つぶ)されたのか?
難波吉士(なにわのきし)氏の特殊任務とは何か?
ヴェールを剥(は)がし実像に迫る!

彼らはどこから来て、何をしたのか――
序 章 渡来氏族とは何か
第一章 東漢(やまとのあや)氏
第二章 西漢(かわちのあや)氏
第三章 秦(はた)氏
第四章 西文(かわちのふみ)氏とフミヒト系氏族
第五章 難波吉士(なにわのきし)氏
終 章 その後の渡来氏族

■古代史のミッシングピースを埋める
四世紀末から七世紀後半にかけて、大陸・朝鮮半島から日本列島に移住した渡来人。その有力集団は「ウヂ」を名乗り、大和(やまと)政権に奉仕した。
大和政権は最先端の技術・知識・文化を有した彼らを積極的に登用、やがて律令国家が形成された。渡来氏族はまさに古代国家形成の立役者(たてやくしゃ)であったが、その功績はもちろん、存在すら明らかでないものも多い。彼らが出自や移住の経緯を改め、さらに政治の表舞台に上がることが少なかったからだ。
東漢(やまとのあや)氏、西漢(かわちのあや)氏、秦(はた)氏、西文(かわちのふみ)氏、難波吉士(なにわのきし)氏など、氏族ごとに職掌から盛衰までを追い、謎に包まれた実像に迫る。