井伊大老――暗殺
八百屋お七――放火
赤穂浪士――討ち入り
どこにある? 今、どうなっている?
現地を完全踏査
あの有名事件の足跡をたどる
◆慶安の変(1651)
◆幡随院長兵衛殺害(1657)
◆八百屋お七の放火(1683)
◆浄瑠璃坂の仇討ち(1672)
◆高田馬場の決闘(1694)
◆元禄赤穂事件(1702)
◆め組の喧嘩(1805)
◆桜田門外の変(1860)/他
さらに時代小説や時代劇の現場、剣客たちの道場、
江戸の著名人の住まいなども訪ね歩く。
■東京の意外な場所で、あの事件が起きていた!
江戸時代265年間に、数多(あまた)の事件が江戸のさまざまな場所で起こっている。
有名な「忠臣蔵」のもとになった元禄赤穂(げんろくあこう)事件、大老井伊直弼(いいなおすけ)が水戸藩士に討たれた桜田門外の変、八百屋お七の放火事件、落語や歌舞伎でも知られる高田馬場の決闘など……。
本書は、これらの事件のあらましと、その事件が現在のどの場所で起きたのかをわかりやすく解説。
また、時代小説や時代劇の舞台となった現場、剣客の道場、江戸の著名人の住まいにもスポットを当てた。
今立っている場所は、過去にどんな事件の舞台だったのか。歴史散歩の楽しみが深まること請け合いだ。