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国旗で読む世界史
コッキデヨムセカイシ
著者名 吹浦忠正

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ISBNコード 9784396115159
判型/頁 新書判/288頁
価格 924円(税込)
発売日 2017/08/31

日本降伏の日(1945年9月2日)
マッカーサーはなぜ
「ペリーの星条旗」を掲げたのか
国旗が語る歴史的瞬間62

古代から近・現代まで
「国旗」は世界史の現場を見続けた
本書の内容から――
◆世界最古の国旗は中国・周の白旗か(BC12世紀ごろ)
◆カルタゴのローマ侵攻にも旗が(BC217年)
◆オランダ国旗で偽装した英艦が長崎侵入(1808年)
◆アメリカ国歌「きみ見ゆるや星条旗」の秘密(1814年)
◆初めて「日の丸」を掲げて訪米した咸臨丸(1860年)
◆ベルリン陥落でドイツの議事堂にソ連国旗(1945年)
◆五輪閉会式の日に新国旗――ザンビアの独立(1964年)
◆ソ連崩壊――クレムリンの国旗が交代(1991年)
◆これから「変わるかもしれない」国旗(20××年?)

■国旗を見れば、世界の歴史と今が分かる
「日の丸」「星条旗」「五星紅旗」「太極旗」――。それぞれの国旗には、それぞれの物語がある。
たとえばイギリスの「ユニオン・ジャック」は「組み合わさった船首旗」が原意だが、成立したのは十九世紀最初の日、1801年1月1日。これに至るまで、(1)イングランドの国旗の採択(1227年)、(2)スコットランドの「聖アンドルーの旗」が組み合わされ、(3)さらにアイルランドの「聖パトリックの旗」が加わる、という歴史があった。
本書は古代の紋章から説き起こし、中世から近世、そして現代に至るまで、各国の国旗の成り立ちや移り変わりを掘り下げ、まったく新しい世界史理解を提供する。