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何と闘ってきたのか
ドキュメント 新右翼
ドキュメントシンウヨク
著者名 山平重樹

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ISBNコード 9784396115241
判型/頁 新書判/464頁
価格 1,210円(税込)
発売日 2017/12/22

日本会議の中枢メンバーはここにいた!
見果てぬ維新革命
三島由紀夫、野村秋介、鈴木邦男らの
闘いと知られざる「歴史」を追う

何と闘い、何を守ろうとしたのか
序―――日本会議の源流を探る
第一章 新右翼の誕生(1966〜1969年)
一 右翼に占拠されたキャンパス
二 日学同(日本学生同盟)の結成
三 民族派学生の結集
四 三島由紀夫と楯の会
五 激化する内紛
第二章 直接行動(1970〜1977年)
一 三島事件
二 一水会の誕生
三 経団連(経済団体連合会)襲撃事件
第三章 愛国・反権力闘争(1978〜1990年)
一 統一戦線義勇軍の登場
二 逆風のなかで
三 赤報隊事件
終 章 維新革命家の死(1991〜2005年)
(本書の目次)

■この国が変わったのか、右翼が変わったのか
1960年代後半、左翼学生運動の高まりのなか、対抗すべく生まれた新右翼。彼らは既成右翼が掲げた「親米反共」「日米安全保障条約堅持」に反発し、「反米反共」を標榜、同条約と北方領土問題をもたらした「ヤルタ・ポツダム体制」の打破をめざした。
本書は、新右翼の誕生から現在までを追った闘争史である。文中にはその活動家として、いま脚光を浴びている日本会議の中枢メンバーが多数登場する。言わば、日本会議の源流がここにある。近年、右傾化現象が叫ばれるが、その流れを歴史として知ることができる貴重な記録であり、真の保守とは何かを考えさせる一冊。