団塊ジュニアが直撃される!
いま、タワマンを買って大丈夫なのか?
なぜ、三大都市圏と「札仙広福」ばかりが上がるのか?
――「不動産のプロ」が現状と近未来を明かす
価格が急上昇する理由――すべて本書で説明されています
●「都心」「ターミナル」「駅近」が最強のマンション
●航空母艦オフィスビルが乱立する都心5区
●ホテル用地獲得大作戦
●国が支える官製不動産マーケット
●外国人が勝手に創るニッポン不動産マーケット
●マイナス金利が、銀行を不動産へと駆り立てる
●政策が誘導した都心居住
●不動産オーナーの二極化現象
●投資マネーが、都心不動産を支えている
●さらに「上がる」? 都心不動産の条件
●長野県や山梨県で急増する賃貸アパート
●オリンピック選手村跡地のゆくえ
●平成バブル崩壊と何が違うのか
●逃げる外国人、立ちすくむ日本人投資家
●土俵が半分になり、力士が4分の1になる不動産業界 他
【目次から】
■前回のバブルとは、ここが違う!
不動産の高騰が止まらない。銀座の地価は1980年代のバブル期を上回り、三大都市圏と「札仙広福」(札幌・仙台・広島・福岡)の狂乱が著(いちじる)しい。国内外の投資マネーの流入、外国人富裕層の購入を背景に、超大型ビルや再開発の計画が目白押しだ。タワマンの販売も好調である。
バブル崩壊から四半世紀。ふたたび急上昇する不動産価格はこのまま暴走するのか、それとも落ち着きを取り戻すのか。値上がりは東京オリンピックまで続くのか。
業界に精通した著者は崩壊の兆(きざ)しを感じ取り、あえてその後の不動産に明るい未来を託(たく)す。「今、不動産はどうなっているのか」がわかる、スリリングな一冊!