グローバル化、ネット、
スマホ、人工知能、
男女共同参画社会……
21世紀の「男の子」の親たちへのメッセージ
名門男子校の先生が本音で語る!
「どう育てたらいい?」に答えます
■人前で恥を掻(か)く快感を教える
■親の口出しが、子供に回り道を強いる
■「失敗を恐れるな」と言うなら、失敗させろ
■大人の高みからものを言うのはフェアじゃない
■スマホとナイフは本質的に同じ
■「檻(おり)の中の自由」に慣らしてしまってはダメ
■親も、いままでとは違う愛情で接するべき
■反抗期がないと、他人(ひと)のせいにする人になる
■「僕はできる!」と思い込ませる
■幼少期、中学受験期、思春期……親の役割とは
母親からしてみると、男の子のふるまいが理解できないことも多いでしょう。一般に、男の子の発達の仕方は、女の子に比べると不規則的だともいわれています。だからこそ、見守るのはとても難しいのです。
また、父親からしてみても、かつて自分が子供だったころとの社会環境の違いから、戸惑(とまど)うことも多いでしょう。かつての「理想の男性像」を押しつけることは、これからの男の子が生きていくうえでは足枷(あしかせ)になりかねません。
そこで男子教育のエキスパートに、21世紀の男の子の育て方・伸ばし方・見守り方を聞いてみました。
【はじめに】より