HOME > 書籍 > 祥伝社の書籍 > 国家はいつも嘘をつく




─日本国民を欺く9のペテン
国家はいつも嘘をつく
コッカハイツモウソヲツク
著者名 植草一秀

在庫あり

※在庫について
ISBNコード 9784396115555
判型/頁 新書判/264頁
価格 924円(税込)
発売日 2018/11/30

私たちはもうお上(かみ)≠ノ騙されない!

消費税増税
働き方改革
森友・加計問題
トリクルダウン
TPPプラス……
安倍政権はウソをつくな

国家権力、9のウソとペテン
(1)「アベノミクス」のウソ──実質賃金は激減している
(2)「民営化」のウソ──官業を払い下げただけ
(3)「働き方改革」のウソ──それは国民奴隷化計画だ
(4)「2020東京五輪」のウソ──血税投入とブラックボランティア
(5)「日航ジャンボ機123便」のウソ──なぜ自衛隊機が追尾していたのか
(6)「平和安全法制」のウソ──「戦争法制」をあざとく言い換え
(7)「刑事司法」のウソ──森友疑惑の深い闇
(8)「TPPプラス」のウソ──日本の医療が崩壊
(9)「消費税で社会保障」のウソ──お金持ち優遇の実態

■怒れ! 日本人
 従順な日本国民は、お上≠ノ逆らうことがない。「寄らば大樹(たいじゅ)の陰(かげ)」、「事(こと)なかれ主義」、「長いものには巻かれろ」という精神構造が歴史的に埋め込まれてきた。
 だが、政府は、お上≠ナはない。戦後の民主主義国家では、国民が自(みずか)らの手で、自らの幸福のために創設するものである。だから国民も下々(しもじも)≠ナはない。
 著者は、エコノミストとしてマーケット・リサーチから出発し、のちにポリシー・リサーチ、すなわち政策分析へと研究の領域を広げ、旺盛な言論活動を展開している。そのなかで摘出(てきしゅつ)した政・官・財による「国家の嘘」を本書で詳(つまび)らかにする。お上≠ノ騙(だま)されないためには、騙しの手口を知ることが重要なのだ。