人口知能の時代には──「考える力」が武器となる。
NHK Eテレなどでおなじみの哲学者が教える、これから求められる能力
AIに勝つための──
最強の勉強法12
(1)課題解決勉強法
(2)娯楽でも知識でも教養でもない読書術
(3)「役に立たないもの」習得法
(4)質問・千本ノック
(5)回答・千本ノック
(6)物語創作勉強法
(7)ながら勉強法
(8)ソーシャルキャピタル勉強法
(9)お金に物を言わせる勉強法
(10)好きなものだけ&飽きたらやめる勉強法
(11)ご褒美勉強法
(12)全身勉強法
最強の哲学思考法10
(1)セルフ問答法
(2)プラグマティック思考法
(3)感情思考法
(4)本音思考法
(5)身体思考法
(6)記憶生成法
(7)瞑想思考法
(8)宇宙一体化思考法
(9)記号思考法
(10)メタ思考法
■「最古の学問」が「最先端の技術」に勝つ
著者はAIによって仕事の二極化、人材の二極化が起こると予測する。すなわち「頭を使う仕事」と「頭を使わない仕事」、「AIを使う人」と「AIに従う人」である。また、安易に「AIに聞けばいい」とする風潮にも警鐘を鳴らす。
では、AI時代に求められる能力とは何か?
それは「考える力」であり、哲学的思考法である。物事の本質を考え、言葉で表現する哲学は二千数百年にわたり、多くの問題を解決してきた。最近では、思考法としても見直されている。著者いわく「最古の学問・哲学が最先端の技術・AIに勝つ」。そのための勉強法+思考法をトレーニングも含め、披露する。