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永田鉄山と昭和陸軍
ナガタテツザントショウワリクグン
著者名 岩井秀一郎

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ISBNコード 9784396115753
判型/頁 新書判/248頁
価格 924円(税込)
発売日 2019/07/01

昭和史のカギを握る重要人物
昭和10(1935)年8月12日、陸軍省軍務局長室において、相沢三郎陸軍中佐に斬殺された永田鉄山陸軍少将(同日、中将に進級)。「永田の前に永田なく、永田の後に永田なし」とまで言われた昭和陸軍の逸材は、なぜ殺されたのか。永田が目指していたものは何か。そして、永田が生きていれば、日本は戦争への道を歩まずにすんだのか――。これらの命題に、永田の人物と構想を繙きながら、相沢や皇道派にも触れつつ、迫っていく。著者は、はじめての著作で山本七平賞奨励賞を受賞した気鋭の歴史研究者。永田家所蔵の初公開写真や遺族の声も掲載。はたして、戦争は止められたか?
<以下、目次より>
・永田の戦争観
・日本の未来を予見していた!?
・バーデン・バーデンの盟約
・日本を変えた、木曜会の方針
・天保銭組と無天組
・相沢三郎と皇道派
・永田と相沢の会話
・八月一二日、軍務局長室
・永田の死がおよぼした影響
・分かれる評価
・戦争は回避できたか
・永田構想の結末
・昭和天皇と永田鉄山
・永田であれば