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江戸の御触書
エドノオフレガキ
著者名 楠木 誠一郎

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ISBNコード 9784396115920
判型/頁 新書判/264頁
価格 946円(税込)
発売日 2019/11/01

生類憐みの令から人相書まで
江戸には高札場が三十五カ所あった。そこに掲げられた御触書には、何が書かれていたのか? 何が禁じられ、何が許されたのか?
本書は100の御触書を解説し、そこから町奉行の政策と庶民の暮らしを考察したものである。
為政者は禁令を乱発し、ほとぼりが冷めると人々は欲望のままに動き出す。その繰り返しから垣間見えるのは、お上と庶民の絶え間ない緊張関係だ。
しかし、厳しいだけではない。災害が起これば救いの手を出し、凶悪犯捜査には懸賞金をつけた。非情と温情が交錯する御触書から、生々しい江戸の暮らしが蘇る!