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マルクス・アウレリウス「自省録」を読む
マルクス・アウレリウスジセイロクヲヨム
著者名 岸見 一郎

在庫あり

※在庫について
ISBNコード 9784396116620
判型/頁 新書判/264頁
価格 1,012円(税込)
発売日 2022/09/01

「今」を生きるための珠玉の言葉の数々

『自省録』とは、約2000年前のローマ帝国の皇帝マルクス・アウレリウスが
「自己との対話」を書き記したメモ?です。
皇帝でありながら哲学者としての生き方を模索したアウレリウスは、
自ら兵を率いた戦地で夜な夜な筆をとり続けたといいます。
権力に溺れることなく、哲学の主題である「人生とは何か」「幸福とは何か」
という問いに向き合った哲人皇帝。
その内面からあふれる言葉は、各界のリーダーをはじめ多くの人々の心をひきつけてやみません。
本書では、母親の病室で『自省録』に触れて以来、長年にわたって探究してきた著者が、
アウレリウスが残した言葉の真意を考えます。
著者が選び、翻訳した100を超える言葉から見えてくる「幸福な生き方」とは?

※↓目次
第一章  アウレリウスと『自省録』
第二章  哲学が守る
第三章  自然に一致して生きる 
第四章  他者と共生する
第五章  自分を見つめる
第六章  感情とどう付き合うか
第七章  外にあるものは人を不幸にしない
第八章  困難にどう向き合うか
第九章  善悪無記なものに固執しない
第十章  運命を受け入れる
第十一章 死について
第十二章 今ここを生きる
第十三章 『自省録』を超えて

「お前の内を掘れ。掘り続ければ、そこには常に迸り出ることができる善の泉がある」
「自分自身を辱めよ、辱めよ、おお魂よ」
「お前が何か自分の外にあるもののために苦しんでいるのであれば、お前を悩ますのは、
その外なるものそれ自体ではなく、それについてのお前の判断なのだ」
「何かを追いかけず、避けもしないで生きる」
「お前がこんな目に遭うのは当然だ。今日善くなるよりも、明日善くなろうとしているからだ」
「未来のことで心を煩わすな」