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どうする財源 貨幣論で読み解く税と財政の仕組み
ドウスルザイゲン カヘイロンデヨミトクゼイトザイセイノシクミ
著者名 中野剛志

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ISBNコード 9784396116767
判型/頁 新書判/264頁
価格 1,056円(税込)
発売日 2023/03/31

21世紀の経済原論
あらゆる経済政策には、財源の裏づけが必要である。政府は往々、財源として増税を実行する。
では、私たち国民は、増税の根拠となる「財源」についてどれほど知っているだろうか。
本書では、貨幣とは何かという根本論から説き起こし、財源をどのように確保すべきか、
豊富な具体例と「現代貨幣理論(MMT)」など最新の研究成果を踏まえて、わかりやすく説明する。
さらに、日本経済の現在と将来、正しい経済政策はどうあるべきか、なども語る。
著者の先見性・教養・学識の総合知が生んだ21世紀の経済原論であり、
何より「政治参加のための武器となるようにと願って」書かれた、渾身の衝撃作である。

(以下、目次)
はじめに――「財源」とは何か
  序 章 防衛財源を巡る様々な見解
  第一章 貨幣とは、何だろうか
第二章 資本主義の仕組み
第三章 資本主義と国家財政
第四章 資本主義における経済政策
第五章 「国民の負担」とは何か
第六章 インフレの問題
第七章 金利の問題
第八章 矢野論文の衝撃
第九章 自己制裁
第十章 歴史の教訓
おわりに――最後の問題