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天才・龍之介がゆく!・空から見た殺人プラン
テンサイリュウノスケガユクソラカラミタサツジンプラン
著者名 柄刀 一
在庫なし

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ISBNコード 9784396208264
判型/頁 新書判/328頁
価格 964円(税込)
発売日 2007/02/08

一筋縄ではいかない難事件が続出。快調シリーズ最新作!
“さまよえる湖”をさまよう死体!?
諏訪湖、宮島、秋吉台へ、龍之介が推理の旅に――。
その土地でしか成立しないトリックを見破れるか!

秋吉台(あきよしだい)に突然現われては消える神秘の湖、そこで、ダイバー姿の他殺体が発見された。しかし、被害者の遺留品は現場から離れた場所で見つかる。「さまよえる湖」と共に死体が移動した? 冒険家を名乗り迷路のような鍾乳洞を探検していた男はどこで殺されたのか。カルスト大地が呼んだ怪事件! 諏訪(すわ)湖の御神渡(おみわた)り、宮島(みやじま)の七不思議、鳥羽(とば)の歪(ゆが)んだ真珠――。ちょっと気弱な名探偵・天地龍之介(あまちりゅうのすけ)が旅先で難事件に遭遇する! その土地でしか成立しない犯罪トリックを見破れるのか!?

<著者のことば>
空、海、大地。旅の目的地になるそれらは、同時に、旅そのものの過程である経由地ともなるでしょう。空だけは旅の目的地とはならないと言えるかもしれませんが、物語の中のイメージではそれも可能ですね。空への上昇感を味わい、そこにフワリと漂(ただよ)う。
本書の場合、そこから眼下(がんか)に様々なミステリーが見えますが、主人公たちは悪しきミステリーの部分は未然に防ぐべく奔走(ほんそう)します。それもまた、意義ある旅の一つとして。