わが身の不運を俺は呪った。「こんな設定ひどすぎる!」
小説推理新人賞受賞の新鋭による長編第二作目、登場!
その殺人事件の、被害者も、犯人も、探偵も、俺。
紀伊國屋書店・新宿南店 竹内純子さん、芳林堂書店・津田沼店 飯田和之さん、紀伊國屋書店・神戸店 朝加昌良さん…、
ミステリ通の書店員さんたちも大絶賛!
あり得ない設定に、反響続々!
最後の最後まで、ワクワクの連続!!
キリッとした極上のトリックに魅了されました。
こんな本を売れるなんて、つくづく書店員でよかった!
紀伊國屋書店 新宿南店 竹内純子さん
設定の凄さとトリックに驚かされました。
物語の先がどうなるのかと、
続きが気になること気になること……!!
芳林堂書店 津田沼店 飯田和之さん
主人公のいきなりの運命に仰天!
ドタバタ的おもしろさに感心!!
明かされる真相には感嘆!!
紀伊國屋書店 神戸店 朝加昌良さん
俺は絞殺(こうさつ)された。よりによって世界で一番嫌いな男、バイト先のバーのマスター・別所(べっしょ)にだ。だが、なぜか俺の魂は昇天せず、よりによって別所の体に飛び込んでしまった。俺は自分を殺した罪で捕まってしまう!?
そんな不条理な! 俺の死体を呆然と見つめる俺。しかしその頃、俺を追い込むもう一つの殺人が起きていた。その容疑者が別所なのだ。別所のアリバイを証明すれば俺は殺人で捕まってしまうし、結局真犯人を見つける以外には窮地(きゅうち)を脱する道はない。果たして俺は俺を救えるのか?
「小説推理」新人賞受賞の新鋭が挑む、傑作絶対絶命・無理難題ミステリ!
<著者のことば>
「人の身になって考える」
大切だけど、怖いことだと思います。
どれくらい怖いかって?
この本の、最凶に不運な〈俺〉の身になって考えてみていただければ、
きっとわかります。