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十津川班捜査行 湘南情死行
トツガワハンソウサコウショウナンジョウシコウ
著者名 西村京太郎
在庫なし

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ISBNコード 9784396208462
判型/頁 新書判/272頁
価格 922円(税込)
発売日 2008/05/09

豪華クルーザーはなぜ爆発したか? 午後3時20分、仕掛けられた時限装置の謎
能登、徳島、稚内、湘南、伊豆で難事件が発生――十津川ファミリー、お馴染みの刑事たちの推理は!?

<湘南情死行>
クルーザーに乗船中の不倫カップルが爆死。
心中か? デート中に事件を目撃した西本は……

<恋と復讐の徳島線>
行きつけの書店主が犯人なのか?
徳島の連続殺人との関連を十津川が追った!

<死への週末列車>
吹雪に閉じこめられた列車内で殺人事件。
乗り合わせた日下が孤軍奮闘!

<愛と孤独の宗谷本線>
トラック事故で亡くなった娘の仇を討つ! 
男の復讐計画を北条早苗は阻止できるか?

<青に染まった死体>
美貌の女がモーターボートから転落、溺死した。
亀井の息子が「リゾート21」から事故を目撃……

警視庁捜査一課の西本(にしもと)刑事は、湘南(しょうなん)でのデートの最中、クルーザーの爆発を目撃。乗船していた青年実業家・宮川拓也(みやかわたくや)と愛人の美人タレント・矢野明日香(やのあすか)が死亡した。事故か、事件か? 捜査を始めた西本に明日香ファンを名乗る男から他殺を示唆(しさ)する手紙が届く。しかし、宮川が爆弾を入手した事実が判明、神奈川(かながわ)県警は心中事件との見方を固めた。ただ、西本の恋人・恵(めぐみ)だけは事件の不自然な点に気づいていた……。十津川警部をはじめ、北条早苗(ほうじょうさなえ)、亀井(かめい)、日下(くさか)といったお馴染(なじ)みの刑事たちが難事件に挑む傑作短編集!

[著者のことば]
十津川(とつがわ)班の各刑事が主役です。もちろん、十津川警部のサポートはありますが、各人の人間味を前面に出して物話(ストーリー)を仕上げてあります。十津川の書店通い、カメさんの子煩悩(こぼんのう)ぶり、西本(にしもと)刑事のデートなど、意外な一面も事件解決とともに楽しんでください。