龍緋比古、最後の戦い! 大河シリーズ完結!
最終決戦! すべてがヴァティカンへ!
聖槍ロンギヌスが、美しき吸血鬼が、そして、最強の邪神が災厄の都へ集結した!
狙撃事件以降、教皇の行方は杳(よう)として知れない。ローマ市内には死者がよみがえるという不気味な噂が広まっていた。龍緋比古(りゅうあきひこ)はヴァティカンの刺客(しかく)の生き残り、スール・エウフェミアが持ち込んだ聖槍(せいそう)ロンギヌスの在(あ)り処(か)を追っていた。そんななか修道士セバスティアーノは捕らわれていた教皇の救出に成功。だがその未明、ヴァティカンは教皇の逝去(せいきょ)を報じた。ヴァティカンは完全に『敵』の支配下に落ちてしまったのか。刻々と迫る龍と邪神の最終決戦。はたして邪神の正体とは? 大河吸血鬼伝説(ヴァンパイアサーガ)、堂々の完結!
<著者のことば>
不老不死の男、龍緋比古(りゅうあきひこ)との長い旅路も、ここで取り敢えずの終幕を迎える。
長らくのおつきあい、有り難うございました。