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人はなぜ騙されるのか
捏造の世界史
ネツゾウノセカイシ
著者名 奥菜秀次

在庫あり

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ISBNコード 9784396314552
判型/頁 文庫判/392頁
価格 734円(税込)
発売日 2008/04/09

ケネディ暗殺、ナチスの残党、ハワード・ヒューズ…
騙(だま)すヤツが悪いのか。騙されるのが愚かなのか
歴史を騒がせた5大偽造事件、その全貌が明らかに

◆切り裂きジャックの日記を書いたのは誰か◆ケネディ暗殺は、なぜ今も“実行犯”が現れるのか◆世界一の大富豪の自伝を、その生存中に偽造した目的……歴史を捏造しようとした男たちの、あまりにも波乱に富んだ人生

歴史を騒がせた、贋作者(がんさくしゃ)たち
人は、文字が手書きの頃からでっち上げを行なってきた。ワープロ、パソコンソフトと進化を遂げ、昨今のメールやネットの掲示板に変わっても、捏造(ねつぞう)は一種の文化として存続している。
自ら騙(だま)されることを望むお人好しは、いつの世にも現れる。こんな話があったらいい、という世人の願望につけこみ、贋作者はいろいろな話を作り上げる。 本書には捏造史上の有名ケース五つを取り上げた。捏造の仕掛け、手口の基本パターンがほぼ網羅されている。彼らの偽造は、結局露見し、彼らの人生にさまざまな余波を生じた。結局ばれるにしても、世に嘘話は尽きそうもない。(「まえがき」より)