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本当は怖ろしい万葉集 壬申の乱編
ホントウハオソロシイマンヨウシュウジンシンノランヘン
著者名 小林惠子
在庫なし

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ISBNコード 9784396314576
判型/頁 文庫/256頁
価格 628円(税込)
発売日 2008/06/10

秀歌が告発する、古代天皇家の“暗闘”
大津皇子処刑の真相と、殉死した妃の正体が今、明かされる…

壬申(じんしん)の乱の勝者・天武(てんむ)天皇とその子・大津皇子の確執。その鍵を握る大津妃・山辺(やまのべ)皇女の意外な正体。繰り返される皇子たちの凄惨な権力闘争――天智(てんじ)・天武朝から聖武(しょうむ)朝に至る、『万葉集』のクライマックスを解読する。

『万葉集』は、正史が隠蔽(いんぺい)した真相を織り込んだ「暗号」だった!
●大津(おおつ)皇子、処刑の真相
●山辺(やまのべ)皇女の「殉死」を暗示する柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)の歌
●死に際して大津皇子が残した歌には、「三つの意味」が隠されていた
●恋人を父・天武(てんむ)に取られた心情を詠んだ大津皇子の歌
●東大寺(とうだいじ)お水取りとゾロアスター教の関係
●なぜ、万葉集に「ペルシア語」が使われているのか
●草壁(くさかべ)、高市(たけち)、弓削(ゆげ)、志貴(しき)……万葉集が暗示する「皇子殺害」
●「長屋王(ながやおう)の変」までの大異変――聖武(しょうむ)天皇はすり替えられていた