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大阪「駅名」の謎
オオサカエキメイノナゾ
著者名 谷川彰英
在庫なし

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ISBNコード 9784396314842
判型/頁 文庫/248頁
価格 628円(税込)
発売日 2009/04/13

柴島→×しばじま 放出→×ほうしゅつ 枚岡→×まいおか 布忍→×ぬのしのぶ
難読駅名には、日本史の秘密が詰まっている

「大阪の駅名って、こんなにすごいんだ!」
地名研究の第一人者は、何に驚愕したのか?
●梅田 「大阪」VS「梅田」−−仁義なき戦い
●天王寺 「四天王寺」の「四」が取れて
●淀屋橋 近世の大富豪の名前から
●吹田 古代朝鮮語「スキ」との関係

大阪の駅名には、千年を越える歴史が詰まっている!
大阪の駅名は面白い! と気づかせてくれたのは、あるテレビ番組の企画だった。その下調べで大阪の鉄道に乗ったのだが、どの鉄道に乗っても、感動の連続だった。地下鉄も東京とは違う趣(おもむき)があったし、どの駅にも古い歴史を感じた。それが正直な印象だった。 と同時に、自分が大阪の歴史に余りに無知であったことを恥じた。やや大げさに言えば、日本人は大阪の歴史を知らなすぎた。学校で教わる日本史でも縄文・弥生の次はすぐ奈良・平安と連なるだけで、その間に大阪が存在することを教えてこなかった。 大阪は地域によって個性があって一概に言えないが、おしなべて言うならば、どこにも千年を越える地名と歴史が転がっている。
(「はじめに」より)