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救心録 善人は、なぜまわりの人を不幸にするのか
キュウシンロクゼンニンハナゼマワリノヒトヲフコウニスルノカ
著者名 曽野綾子

在庫あり

※在庫について
ISBNコード 9784396314941
判型/頁 文庫/288頁
価格 660円(税込)
発売日 2009/08/28

たしかにあの人は「いい人」なんだけど……。
困った人たちが、あなたの周りにもいませんか?
善意の人たちとの疲れない〈つきあい方〉

善意の人々は、自分の好み、自分の思想、が正しいのだから、それは世間にとってもいいことだ、と疑ったこともない。たとえ正しいことでも、世間では、その正しさが相手を苦しめることもあるなどとは夢想だにしないのである。もちろん家族や世間を困らせるのは、いわゆる犯罪であり、悪意や憎悪である。しかし善意もまた、時には油断がならない。
本書「まえがき」より

善人が他人を不幸にする理由
●善意は何をもたらすか
●「知らない」ことの不幸
●矛盾を抱えてこそ人生
●どうすれば自分を失わないでいられるか
●傷ついた人にしかわからないことがある
●“心からつきあえる”ことの条件
●もし人間に不幸がなければ、その人は人間にならない
●語るに値する人生の「重荷」を持つ
●「気が合う」とはどういうことか
●図(はか)らずも心が救われるとき
●生きることの厳しさを教えられる親になるために