車折→×くるまおれ 平城山→×へいじょうさん 穴太→×あなた 京終→×きょうしゅう
古都の難読駅名から日本の歴史が見えてくる
京都・奈良の駅名にはロマンがいっぱい
●京都駅から「ホーム」が消える?
●「飛鳥」をなぜ「あすか」と読むのか?
●全国に「奈良」がある?
●「一口」って読めますか?
●中将姫の悲しき伝説と駅名の関係/他
<京都奈良の「駅名」には歴史からのメッセージが!>
地名研究の前提になるのは、必ず現地を訪れ、現地取材を通して書くという鉄則である。現地を見なければ地名の本質はつかめない。その土地を地道にあるいて、地元の話をあらためて拾い上げ、探し出すことによって、その土地、その駅名に由来する歴史や謎が見えてくるのである。
今回も執筆にあたり、やはり著者は「駅名」に隠されたドラマを探るために、とことん歩き回った。そして、奈良では「飛鳥」の由来となる光景を目の当たりにし歓喜し、京都では地元の人にさえ忘れ去られていた「伝説の滝」を探し当てた。
さあ、本書を読みながら、著者といっしょに古都を旅してください。