GHQが封印した歴史の真実
日本はなぜ、戦争をしなければならなかったのか?
「彼らが戦争に突入した主たる動機は、自衛のためだった」
マッカーサーのアメリカ上院での証言は、東條英機が、東京裁判で供述した論旨とまったく同じだった! 埋もれていた、第1級史料に眠る「歴史の真実」に迫る!!
<日本人が知っておくべき本当の「昭和史」>
ヒトラーがベルリンの地下壕で自殺せずに連合軍の裁判に出て、宣誓供述書を残したらどうだろう。第2次世界大戦時代のドイツ史を書く人で、ヒトラーの供述書を無視する人はいないであろう。
しかし、戦争勃発当時の日本の首相・陸軍大臣・軍需大臣・内務大臣だった東條英機大将の東京裁判での宣誓供述書が、昭和史の著述家たちに参考にされた形跡はない。
というのも、この本は占領軍によって「発禁第1号」に指定され、出廻らなくなってしまったからだ。だが、この宣誓供述書は日本人の誰もが必読すべき書であり、「大日本帝国崩壊史」の最重要文献というべきものである。
(著者のことば)