HOME > 書籍 > 祥伝社の書籍 > ビッグコミック創刊物語




ビッグコミック創刊物語
ビッグコミックソウカンモノガタリ
著者名 滝田誠一郎
在庫なし

※在庫について
ISBNコード 9784396315818
判型/頁 文庫判/392頁
価格 785円(税込)
発売日 2012/06/13

伝説の青年マンガ誌ができるまで―――
白土三平、手塚治虫、石森章太郎、水木しげる、さいとう・たかを
5大作家が活躍する陰で必死にもがき続けた、5人の編集者たちの感動ストーリー

今も『ゴルゴ13』が連載され続ける理由は、創刊編集長の一言にあった。
◎『ビッグコミック』の名前は姓名判断で決まった?
◎創刊号に掲載された、白土三平の幻の原稿
◎手塚治虫に原稿を発注し忘れていた編集長
◎水木しげるは“神通力”で創刊を予知していた?
◎石森章太郎が出した創刊号の原稿依頼を引き受ける“2つの条件”

「兄ちゃん、オレはやるよ。この仕事をオレはやりたいし、
やらなければいかんのだよ」―――さいとう・たかを

『ビッグコミック』はなぜ、不朽の名作を生んだか――。
その秘密がここにある!

社内で行き場のない編集者が集まる“吹き溜まり”と揶揄されていた「第二編集部」で産声をあげた『ビッグコミック』。創刊編集長の小西湧之助は、自分たちを泥底に棲む夜行性の小ナマズにたとえ、“でも、いつか世の中を揺り動かす大ナマズになってやる”と誓った。「泥底」の一癖も二癖もある編集者たちは、そんな小西の号令のもと、灰皿の飛び交う編集部で熱く激論を交わしあう。その思いが白土三平、手塚治虫、石森章太郎、さいとう・たかを、水木しげるら人気作家たちを惹きつけ、「子供のもの」と揶揄されていた青年コミックの市場を切り拓き、「ビッグコミック・ファミリー」と呼ばれる人気派生誌を次々に生み出していく。コミックファン、作家ファンのみならず、働く男必見の感動の物語。