「兵法三十六計」に適った橋下徹市長の闘い方をビジネスに活かせ!
時には「ゆさぶり発言」で敵を陽動!
時には古いものを利用して目的達成!
自分の土俵に相手を誘導し、前言を翻し、敵を攻める!
第二計 囲魏救趙(いぎきゅうちょう)──魏(ぎ)を囲んで趙(ちょう)を救う
ネガティブ・キャンペーンを踏み台に飛び上がる
第九計 譬小池海(ひしょうちかい)──小さな海を池に譬(たと)える
“譬喩(ひゆ)力”で相手に徹底的ダメージを与える
第十四計 借屍還魂(しゃくしかんこん)──屍(しかばね)を借りて魂を還(かえ)す
古いものを利用して目的を達成する
第二十七計 仮痴不癲(かちふてん)──痴(ち)を仮(いつわ)るも癲(てん)せず
外見で勝負する“自己演出術”
ケンカは「技術」だ!
本書は「ナニワのケンカ師」──橋下徹氏の実戦ケンカ術を、『兵法三十六計』の視点からノウハウとして解説したものだ。『兵法三十六計』は十七世紀に中国でまとめられたもので、第一計から第三十六計までの策略が記されている。兵法書としては『孫子』が有名だが、『兵法三十六計』には時代を超えた故事・教訓が収められており、中国ではビジネスや日常生活においても幅広く活かされている。橋下氏のケンカ術は、まさに「兵法三十六計」の現代版である。(まえがきより)
第1章 勝戦計──主導権を握っているときのケンカ術
第2章 敵戦計──接近戦をモノにするケンカ術
第3章 攻戦計──効率よく「勝ち」を得るケンカ術
第4章 混戦計──混乱に乗じて「実」を取るケンカ術
第5章 併戦計──同盟軍のなかでイニシアチブを握るケンカ術
第6章 敗戦計──劣勢をどんでん返すケンカ術