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グレイシー一族に柔術を教えた男
不敗の格闘王 前田光世伝
フハイノカクトウオウマエダミツヨデン
著者名 神山典士

在庫あり

※在庫について
ISBNコード 9784396316419
判型/頁 文庫判/344頁
価格 759円(税込)
発売日 2014/06/10

世界を放浪し、異種格闘技戦2000勝
無敗の伝説を残した「コンデ・コマ」と呼ばれた男が見た夢とは……

その強さと人柄から、敬意をもって「コンデ・コマ」(コマ伯爵)と呼ばれた前田。
彼がブラジルで伝えた柔道は、グレイシー一族に受け継がれ、その後、グレイシー柔術として格闘技の世界を席巻する。

グレイシー一族と前田の運命の出会い
グレイシー一族がつくった、柔術のヒストリーを描いた宣伝用のビデオには、以下の解説がなされている。
『1801年、スコットランドを出たジョージ・グレイシーがブラジルに辿り着いた。やがて1914年、コンデ・コマとして知られた前田英世(光世の前の名前)は、ジョージの孫、スタホ・グレイシーと親しくなった。彼はやがて、スタホの子ども、カルロス・グレイシーに芸術である柔術を教えるようになった』〈中略〉
アマゾンにあるパラ州のベレンで、当時14歳のカルロス・グレイシーが4年間コンデ・コマに柔術を習ったのは確かなことだ。前田がこの町にやってきて、消防署の一角に開いた道場で、ヒクソンの父の兄に当たるカルロスは、日本伝来の柔術を習い始めた。(あとがきより一部抜粋)

柔道を世界に普及させることに命を懸けた青春時代。
日本からの移民入植者の手助けに全力を注いだ後半世。
前田が追い求めた「夢」はブラジルで開花した!