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書下ろし
古代史で読みとく桃太郎伝説の謎
コダイシデヨミトクモモタロウデンセツノナゾ
著者名 関 裕二

在庫あり

※在庫について
ISBNコード 9784396316457
判型/頁 文庫判/248頁
価格 649円(税込)
発売日 2014/08/29

桃太郎には実在のモデルがいた!
鬼の正体は誰だったのか?
お伽話に秘められた古代豪族たちの国造りの秘密

桃太郎の裏側に隠された日本史の真実に迫る!
「桃太郎」を「所詮子供のためのお伽話」と鼻で笑っていられるのも今のうちだ。桃太郎と吉備津彦命を探っていくと、古代史の意外な裏側が見えてくる。特に、舞台となった「吉備」が大きな意味を持ってくる。〈中略〉
これまで歴史を語る上で、「吉備」はなかなか俎上(そじょう)にのぼってこなかった。日本の歴史の根っこにドカンと居座っていたのに、古代史の話題と言えば、やれ邪馬台国だ、やれ出雲だ、やれヤマト建国だ、で終わってしまう。〈中略〉
ならば、桃太郎の秘密を解き明かし、吉備の歴史を明らかにしてみせようではないか。桃太郎と吉備津彦命の謎を解き明かせば、「吉備」がみえてくる。吉備がわかれば古代史の謎が解けてくる。桃太郎の裏側に隠れた、日本の歴史の真相に迫ってみようではないか。
(「はじめに」より)

桃太郎伝説の謎を解く鍵を握っている古代豪族とは?
歪められた『日本書紀』に代わり、お伽話が伝える古代史の真相