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空海と唐と三人の天皇
クウカイトトウトサンニンノテンノウ
著者名 小林惠子

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ISBNコード 9784396316587
判型/頁 文庫判/224頁
価格 660円(税込)
発売日 2015/03/10

なぜ空海は三代の天皇(平城・嵯峨・淳和)に尊崇されたのか。
高僧が内政と外交に果たした知られざる役割とは。

空海と天皇をめぐる「四つの疑問」
正史が暗示する「桓武天皇殺害」──それは「父親殺し」なのか
平城天皇は、なぜわずか三年一ヵ月で譲位させられたのか
平城は一四年間も幽閉されたという。果たして本当か
空海は平城と生涯を通じて緊密な関係を持った。その理由は
──本書「序」より──

第一部◎平城天皇と空海
第一章 平城天皇とは何者か
第二章 平城天皇は若き日、中国に遠征していた
第三章 空海、日本の安殿皇太子と出会う
第二部◎平城天皇は新羅王になっていた
第一章 平城即位までの暗闘
第二章 平城天皇、最大の失政
第三章 平城天皇譲位の真相
第四章 日本を去った平城天皇
第三部◎「三人の天皇」をつなぐ空海
第一章 外交交渉と空海の役割
第二章 嵯峨天皇譲位
第三章 平城天皇の死を悼む空海
第四章 空海と三人の天皇