平安時代は不義密通が花盛り!
夜這いの元は「呼ばふ」
獄門のはずの間男が、首代五両で許された……
『古事記』の昔より日本人は
“性”と“恋愛”に大らかだった!
第一章 神と交わる巫女
第二章 理想の男性像“いろごのみ”
第三章 “性”を謳歌した中世の女性たち
第四章 武士に囲われる女性たち
終 章 結婚を阻むものの正体
恋愛下手な男女を救うヒントは歴史にあった
『古事記』の昔から、日本人は“性”に対して実に大らかであり、恋愛が何より大好きな民族であったといえる。驚くほどに、男女共に日本人は、異性に対して自由奔放であった。〈中略〉
日本でも中世の半ばまでは、ヨーロッパ以上に煌びやかな歴史=恋愛から結婚にいたるプロセスを、大切にする国柄が存在した。ギャラントリー(女性に対する奉仕精神)も、欧米諸国に決して負けていなかった。〈中略〉
昨今、非婚・離婚が当たり前といわれる時代にあって、恋愛下手な男女はどうすればその境遇から脱することができるのか。すべては、歴史にヒントがあった。(「はじめに」より抜粋)
歴史は男と女によって夜作られてきた
○ヤマトタケルの時代にあった「接待婚」
○公家は烏帽子を被ったままSEXしていた
○誘拐同然の「辻取婚」があった
○日本一の絶倫は嵯峨天皇
○戦国武将は両刀遣い
○48手は江戸時代、平安時代はわずか9体位
○ルイス・フロイスも中世女性の奔放さにびっくり
○室町時代、姦通が原因で守護があわや合戦に