知っていましたか?
「祝詞(のりと)は神主が自作している」
「神社には、2種類の大切な“大麻”がある」
神職(しんしょく)資格、おみくじ、酒、神饌(しんせん)、おさがり、みそぎ、パワースポット、巫女(みこ)、おまつり、文化財修復……その“真相”をぜんぶ公開します!
「非日常」が日常という生活がはじまった……
一章 はじめてづくし……神主、ご祈祷、巫女、結婚式、掃除など
二章 ちょっと舞台裏……春まつり、直会、御礼、授与、穢れなど
三章 たしなみ神道まめちしき……大麻、神葬祭、おみくじなど
四章 くらしの中のジャポン……初宮参り、酒、神棚、稲荷など
五章 まつりだヨ! 全員集合……厄除、えべっさん、注連縄など
(本書の内容)
にんまり読めて、知りたいことがまるわかり
東京育ち、東京でライターをしていた著者が、二千年の歴史を持つ大阪の神社の嫁になった。婚礼衣装は十二単(ひとえ)。とびかう関西弁。おもしろ人間模様。見るものすべてが新発見。驚きの連続に、にんまりしながら読んでいるうち、知りたかった神社や神道のしくみがわかっていく。日本人の冠婚葬祭、四季のしきたりへの思い、その原点が伝わってくる。
【拝(おが)む】
手を合わせ、頭を下げて、神にあいさつすること。神とつながるための所作(しょさ)。ちなみに、神職(しんしょく)が行なう「拝(はい)」は、背筋をまっすぐ伸ばしたまま、体を折るように九十度曲げる所作。
巫女B「九十度って! 直角?」
ももこ「そう、直角。体の硬い人、オジサンデビューの人は大変。ただ訓練あるのみです」
(巻末付録「おもしろ? なるほど! 神社用語小辞典」より)
※本書は『神社若奥日記』の増補改訂版です