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天皇家を縛る「掟」とは何か
『皇室典範』を読む
コウシツテンパンヲヨム
著者名 鈴木邦男/佐藤由樹

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※在庫について
ISBNコード 9784396316990
判型/頁 文庫判/336頁
価格 759円(税込)
発売日 2016/09/12

生前退位を阻(はば)むもの
その正体は全5章・37条の「法律」だった。
いつ、どのように成立したのか。
何が書かれているのか。
あなたはどこまで知っていますか?

「天皇家の掟」を読み解く(本書の内容)
1 生前退位問題と皇位継承問題
2 『皇室典範』を読む
3 明治以降の皇位継承と八人十代の女帝
4 旧『皇室典範』の成立過程
5 現『皇室典範』の成立過程
6 海外の皇位継承
7 新『皇室典範』と皇位継承のゆくえ
8 日本国憲法と象徴天皇制

陛下の「お気持ち」を私たちはどう受け止めるべきか
「天皇の高齢化に伴う対処の仕方が、国事行為や、その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには、無理があろうと思われます」(2016年8月8日のビデオメッセージから)
――今上天皇は「生前退位」の意向を強く示唆された。しかし現行の『皇室典範』にその規定はない。しかも皇位継承順序、皇族の範囲、皇籍離脱など、天皇と天皇家を「掟」のように規定し、旧態依然とした価値観を押しつけている。『皇室典範』とは何なのか。何が書かれているのか。歴史的背景を読み解き、天皇家の将来を探る。