これ一冊で「知の歴史」がわかる!
3つの「山脈」で2500年をまるっと
西洋哲学を理解するための3つの「山脈」とは
第1の山脈
西洋哲学の始まりから「アリストテレス帝国」の建設まで
ソクラテス、プラトン、アリストテレス
第2の山脈
「近代合理主義」による哲学の完成
デカルト、カント、ヘーゲル
第3の山脈
「完成された哲学をぶっこわせ!」という現代思想
ニーチェ、フーコー、フッサール、メルロ=ポンティ、
ハイデガー、ダーウィン、フロイト、マルクス、ソシュール
ソクラテス以後、2500年の西洋哲学の歴史を一言で語るなら、それぞれ一つ手前の「山脈」からの脱却の歴史である、と言うことができるのです。
それは「困難を乗り越えるための薬」なのだ
哲学や思想といったものを難しく考えすぎず、悩みや疑問への「処方箋」であると考えてみると、それを知ることの意味も見えてきます。「世界はどうなっているのか」といった大きな問題から、「どう生きればいいのか」という身近な問題まで、私達の人生や社会を考えるうえで、西洋哲学はとても実用的なものなのです。