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世界史講師が語る「保守」って何?
セカイシコウシガカタルホシュッテナニ
著者名 茂木 誠

在庫あり

※在庫について
ISBNコード 9784396318543
判型/頁 文庫判/512頁
価格 1,210円(税込)
発売日 2025/08/08

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フランス革命、合衆国憲法から、トランプ勝利の理由、
天皇機関説から日本の改憲論争、
そして安倍なき後の内閣まで――。
学校では教わる機会のない“保守"の歴史と実態を
大人気世界史講師がわかりやすく徹底解説!
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近年、「保守」という言葉をニュースで
耳にすることが増えました。

しかし、「保守って何?」と聞かれたときに、
答えることができるでしょうか?

たとえば、一般に「保守」という漢字からは「守り、保つ」という意味が見てとれます。

しかし、日本で現行憲法に対する姿勢では、
「保守」勢力が「改憲」を望み、
革新である「リベラル」勢力が、「護憲」を求めるという、
本来の言葉の意味とのねじれ現象が起きています。

それだけ、なんとなくわかっているつもりでも
実際にはよく理解できていないものが、
「保守」という言葉なのです。

本書では、世界と日本の「保守」を、その成り立ちから丹念に追い、わかりやすく解き明かします!

「保守」の成り立ちと歴史がわかれば、
世界と日本の政治・社会が見えてくる!

目次
序 章 なぜ、「保守思想」について語るのか?

第1部 保守思想の世界史
第1章 「保守」VS「リベラル」の起源
第2章 フランス革命と保守主義
第3章 アメリカの「保守」と「リベラル」
第4章 日本近代の「復古」と「保守」
第5章 天皇機関説と超国家主義

第2部 敗戦後日本の保守政治史
第6章 敗戦から安保闘争まで
第7章 高度経済成長の時代
第8章 田中角栄の時代
第9章 レーガン・中曽根時代
第10章 竹下派支配による失われた10年
第11章 新自由主義×新保守主義の小泉政権
第12章 マスメディアVS安倍晋三

第3部 戦後「保守論壇」の10人

大人気の世界史講師、茂木誠先生の好評著作が最新の動向も踏まえて待望の文庫化!
(本書は、2021年5月に小社から単行本で刊行された『世界史講師が語る 教科書が教えてくれない「保守」って何?』を改題し、加筆・修正のうえ文庫化したものです)