読書界が仰天した 本格探偵小説(ミステリ)
帝都で繰り広げられる猟奇的な事件と驚愕の推理
浅草(あさくさ)に天から降った死骸、天神坂(てんじんざか)に出現する髑髏(されこうべ)、日本橋の橋上で人間消失――早稲田の不良書生・阿閉(あとじ)君が持ち込む、珍聞奇聞(ちんぶんきぶん)から選(え)りすぐった「夭都(ようと)東京」の七事件! サテ、下宿館主人の“縁側探偵”こと間直瀬玄蕃(まなせげんば)は如何(いか)にしてその綾を解(と)きほぐすのか? 近代化を遂げんとする昭和初期の帝都を舞台に、猟奇の謎と仰天の推理が冴える“本格”探偵小説(ミステリ)の傑作!