佐伯時代小説100冊突破記念、2冊同時刊行!
これが到達点100冊目!
剣者の悟り、そして初心に。
読みやすい大きな文字です!
大和(やまと)・柳生(やぎゅう)の庄を去った金杉清之助(かなすぎせいのすけ)は、若狭(わかさ)・小浜(おばま)城下に。その地で狼藉(ろうぜき)をくり返す馬群の盗賊団「海天狗(うみてんぐ)」に憤った清之助は、敦賀(つるが)半島突端にある敵の塒(ねぐら)へ乗り込む。越前永平寺(えちぜんえいへいじ)では、武術者としての悟(さと)りを求め、岩穴にて完全の闇に閉ざされる荒行「三十三日闇参籠(やみさんろう)」に挑む。未だ迷いにある清之助が闇中(あんちゅう)に聞いた声とは? 記念すべき著者時代小説通巻100冊目!