佐伯時代小説100冊突破記念
著者の原点、『密命』が
読みやすい大きな文字になりました!
藩留守居役となった金杉惣三郎に新たな危機が!
豊後相良(ぶんごさがら)藩の江戸下屋敷が、謎の黒装束の一団に襲撃された。正室麻紀(まき)の方(かた)への攻撃もさることながら、彼女の乳母刀祢(うばとね)への凶刃は首筋を抉(えぐ)っていた。なぜ正室ではなく乳母に止(とど)めを? 吉宗の八代将軍宣下(せんげ)を翌月に控えての一大事件。やがて藩留守居役の金杉惣三郎(かなすぎそうざぶろう)は将軍家をも呑み込む恐るべき陰謀に突き当たる! 大きな活字で読みやすくなった新装版「密命」第二弾。