恋愛には奇蹟がある
恋愛には未知の物語がある。初めて恋心を意識したとき、幼なじみに異性を見出したとき、彼女とのあいだに微妙な心の距離を感じたとき、初恋の同級生と再会を果たしたとき、彼女と恋愛のルールを決めたとき、そして連れ添った相手との別れを予感したとき……
さまざまな断片から生まれるストーリーを、注目の男性作家陣が紡(つむ)ぐ、奇蹟のアンソロジー。
伊坂幸太郎「透明ポーラーベア」
石田衣良 「魔法のボタン」
市川拓司 「卒業写真」
中田永一 「百瀬(ももせ)、こっちを向いて」
中村 航 「突き抜けろ」
本多孝好 「Sidewalk Talk」