古刀の“妖気”が裁きを下す!?
大好評! 心の真贋(しんがん)を見極める
上条綸太郎事件帖第八弾!
「法で裁けぬ者は閻魔(えんま)が裁く」神楽坂閻魔堂(さくらざかえんまどう)の開帳と時を同じくして、悪辣(あくらつ)な材木問屋の惣兵衛(そうべえ)が斬殺された。凶器は閻魔堂の守り刀。鑑定を行なった咲花堂(さくはなどう)の上条綸太郎(かみじょうりんたろう)は、その刀にただならぬ“気”を感じる。その後も、悪事を働く者が次々と……。閻魔裁きの正体、そして綸太郎に突きつけられる血の因縁とは? 新たな展開をみせる刀剣目利きシリーズ第八弾!