歴史マニア、ミステリマニアもうならせる!
もう一つのいろは歌「かたらむ歌」が明かす歴史上の真実とは?
弘仁(こうにん)元年(810)、平城(へいぜい)上皇を操って謀反(むほん)を起こしたと言われる「薬子(くすこ)の変」。その稀代(きたい)の悪女・藤原(ふじわらの)薬子とは何者か? 事件の真相を追うは、若き真言密教僧の空海(くうかい)とライバルである天台宗の高僧・最澄(さいちょう)。二人の知恵比べに型破りな推理が錯綜(さくそう)する……。「いろは歌」、さらに「かたらむ歌(か)」47文字に隠された驚愕(きょうがく)の真相とは! これはもしかして歴史上の大発見?