25映画賞41部門受賞! 2009年度アカデミー賞 8部門ノミネート
最優秀主演男優賞受賞〈ショーン・ペン〉
最優秀脚本賞受賞〈ダスティン・ランス・ブラック〉
ゲイのみならず、すべてのマイノリティの自由と人権のために
ハーヴェイ・ミルクは同性愛者の権利を求める運動の先駆者であり、殉教者でもあった。
「権力は与えられるものではなく、自分で勝ち取るものだ」
公職にゲイの候補者を出すことが、ゲイ・ムーブメントを前進させる最善の手段だ……。そう確信したハーヴェイ・ミルクは、市政委員に立候補することを決意する。
社会的な主張と、その人生とがぴったり合う人間はそういない。けれども1970年代後半に、そんな人間が出現した。ハーヴェイ・ミルクである。ハーヴェイ・ミルクをめぐるストーリーの大部分は、サンフランシスコの、ひいてはアメリカのゲイ・ムーブメントのストーリーと重なっているのだ(本文より)。