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秘録 帝銀事件
ヒロクテイギンジケン
著者名 森川哲郎
在庫なし

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ISBNコード 9784396335144
判型/頁 文庫/516頁
価格 817円(税込)
発売日 2009/07/22

かくして、“犯人”はでっち上げられた
昭和23年、国民を震撼させた12人毒殺事件。GHQ、731部隊が疑われるなか、なぜ一市民が逮捕されたのか!? 故平沢貞道氏の冤罪(えんざい)はいまだに晴らされていない。

昭和23年1月26日、豊島区の帝国銀行椎名町(しいなまち)支店を訪れた男が、近所に発生した集団赤痢(せきり)の予防と称し薬を飲ませ、16人中12人を毒殺した。敗戦に打ちひしがれる国民を震撼(しんかん)させた帝銀事件である。画家平沢貞通(ひらさわさだみち)が逮捕されるが、平沢の単独犯行説には数多くの矛盾があった。本書はGHQや731部隊の関与が噂(うわさ)された事件の真相に迫るドキュメントである。