暴いてはならない過去
20年前の忌まわしき事件と、再びの殺人……。
伯父の不審死の真相を追求し始めた、探偵・神山健介が自ら解いた封印とは?
死の直前、伯父が遺(のこ)したものは何を語るのか。亡き母の妖艶(ようえん)な写真、殺人事件の調査記録、古い鍵、そして謎の女……。福島県西郷(にしごう)村の家を相続した私立探偵・神山健介は、伯父の死の真相を探る。母とともに少年時代を過ごした懐かしい地。だが、その美しい思い出すらも20年前に端を発した一連の事件へと繋がっていた!? 焦熱の太陽が暴く、人間の愛と狂気!